【工場の仕事探し】正社員を目指すなら派遣社員になってはいけない。

工場勤務

こんにちは。工場勤務のしゃーしん(@AceShin8)です。

大手自動車系部品メーカーで現場の責任者をやってます。今まで正社員を目指して期間工で入社してきた人のサポートを行ってきました。中には派遣社員で派遣されてきたのですが現場を気に入って、正社員を希望する人もみえました。もしかしたら同じような考えの人がいるかもと思い、この記事を書きました。

この記事では、工場勤務における派遣社員と期間工の違いと、正社員になるための登用試験について書いてます。

正社員を目指すなら派遣社員で工場に入っちゃいけない

私は工場の現場責任者をやってます。期間工や派遣社員を現場に受け入れるのが仕事です。そのなかで、派遣社員でたまたまうちの工場に配属されたのですが、ここで社員になりたい、と申し出てくる人が過去に何人もいました。ホント何人も。ですがそれは、無理です。

将来正社員になって働きたい、という人は絶対に期間工で入って下さい。

派遣社員として工場に入っても派遣先の工場で社員にはなれません!

派遣社員のメリットは、仕事を選べることができ、さまざまな仕事を経験することができることです。自分のスキルアップにもつながりますし、比較的自由度の高い点がメリットです。

個人の価値観によって働き方は自由だと思います。ですが、もし工場で働いて正社員を目指すのなら、派遣社員で工場に入ってはいけません。

一番最初に切られるのは派遣社員

工場では、次月の生産数から必要人員を算出します。現在はコロナの影響で生産調整が余儀なくされてますが、一番最初に削られるのは派遣社員です。職場に必要な人材であっても、『派遣社員』というだけで一番最初に異動対象になります。それは元々そのような契約なわけです。生産の忙しいときは手を貸してくれ。暇になったらサヨウナラ。と、いう契約なのです。


派遣社員。忙しいとき手を貸して、暇になったらサヨウナラ!


私が勤める工場ですと、製造部全体で見て必要人員のバランスをとります。どれだけ現場責任者が必要と言っても、どれだけ本人がこの職場で働きたいといっても、無情にも職場異動になります。計画された生産数に対して必要な人員を配置するための、ただの数字の世界。義理人情など全く通用しないのです。派遣社員は配属された職場で正社員と同様に仕事を覚え、正社員と同様に休日出勤で職場に貢献したにも関わらず、真っ先に切られます。

私も何十人もそのような派遣社員を見てきました。正社員にしてくださいと懇願されたこともありました。ですが、そのような力は現場の責任者にはありません。アドバイスとしては、一度派遣会社をやめて、工場の期間工で入ったほうがいいと伝えました。そうすれば正社員への道は開かれます。

スタッフ系の派遣社員は例外

生産技術系や品質系スタッフの仕事なら派遣社員はいいと思います。そういう人は、その人なりのビジョンをしっかりと持っている人が多いです。製造現場の最前線の技術を派遣先の会社で学んでいます。吸収が終わったら次の会社を希望する。これを繰り返すことで、自分のスキルアップに繋げているのです。

私の勤める工場ですと必要な人材を一切抱えないので、『こんな仕事まで派遣にやらせるの?』と、結構切り込んだ仕事まで任せているのが現状です。

『これ、十分な技術流出じゃん』、と逆に大丈夫かと不安に思ってしまうくらいです。

この環境をうまく利用すれば、外部には知りえない情報でも簡単に自分にインストールすることができます。最前線の現場で、給料を貰いながら学ぶことができるのです。どこへ行っても即戦力で、深い知識と経験が積める。しかも責任がない。

この経験をうまく組み立てていけば、独立してでもやっていけるでしょう、と思ってしまいます。

どちらかと言うと、派遣の立場をうまく利用して学びに繋げている。そんな人が多いです。

正社員を目指すなら絶対期間工!

正社員を目指すなら、絶対に期間工で入社してください。私は現場責任者として、今まで自分の職場に入社した期間従業員を正社員に登用してきました。といっても、最終的な判断は人事部に委ねるわけですが、面談の練習や、面談資料の作成を行い、本人のサポートをしてきました。

最終的には本人のやる気次第で何とかなると思っています。一度でダメならまた次に挑戦すればいい。ただし、期間工契約の満期までに結果を出さないと、やめさせられることになります。

正社員登用試験ってどんなの?

正社員試験は会社の状況にもよりますがだいたい年に2回行われます。

私の勤める工場ですと、現場の推薦を受け、工場内の試験に合格し、その後本社の試験に合格して、晴れて正社員となります。

合格人数、倍率は毎年それぞれ異なります。『今年は受かりやすかった』、『今年は厳しかった』とか普通にあります。なのでタイミングは重要です。ですが、ある程度の実績は出さなきゃいけないので、登用者が全くゼロということはありません。

正社員試験は難しいの?

普通に仕事をして職場で必要な人材と認められれば合格は簡単です。もちろん、本人の努力は必要ですが、そんなに難しい試験ではありません。

自分がやってきたことをしっかりとアピールでき、前向きな姿勢があれば合格できます。面接官は専門的なことや難しいことは聞いてきません。それよりも仕事に向かう姿勢や、 正社員になった後に今後どのようなことがやりたいか、考え方を聞いてきます。

面談の練習やアドバイスをする中で私がいつも受ける印象は、『暗い』ということ。みんな何を聞かれるか、こう答えて間違っていたらどうしよう、とかビクビクしてるような姿勢です。前向きに自分の将来のなりたい姿を説明する。仕事を通じて自己実現を行う。そのために今こんな努力している。嘘でもいいから明るい話をしてください。

面接官は経験豊富であり、頭の固いおじさんばかりです。うまく答えられなくても、こちらの意図を読み取ってはくれます。ですが、逆に、何を言って欲しいのかを読みとってあげて答えれるようになると良いです。と、言う前にそのように訓練します。相手が求める正解に合わせて答えてあげられるように最適化ができれば、まず落ちることは無いでしょう。

面接官とはいえ会社の社長ではありません。マニュアルに基づいて判断することになります。判断基準も明確です。ならばそれに合わせにいく。明るい印象とやる気が伝われば必ず合格できます。

現在のトヨタ系工場求人状況

まだまだコロナショックの余波を受けていますが、2020年6月現在、自動車産業では生産が少しづつ回復の兆しがみえてきました。

今工場系の仕事探しをしているのなら、自動車関連の仕事を探してみてください。コロナショックで人員を削った今、製造現場は全く余裕のない人員で回しています。そんな中で生産が回復してきたら、今度は人員が不足します。人員補充の吹き戻しが必ず来ます。すでにトヨタは期間工の募集を行っています。>>>求人情報

工場で働くなら、第一は大手企業。大手は名がある分、待遇が良いです。残業不払いなどというマイナスイメージが付くことを極端に嫌うからです。

まとめ

工場勤務で正社員を目指すなら、派遣社員ではなく、期間工で入社してください。

派遣社員には派遣社員のメリットもありますが、正社員を目指すなら期間工入社一択です。そして期間工から正社員になる登用試験も、前向きな考えをもって正しく評価されればそんなに難しくはありません。

それでは、今日も一日安全に行こう!ヨシ!


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