コロナ禍で暇になる製造業。今のうちに学ぼう。

工場勤務

こんにちは。アラフォーリーマンのしゃーしん(@AceShin8)です。

某自動車系部品メーカーで生産現場の責任者をやっています。

工場ではコロナの影響で生産が落ちています。

今までは残業していたけど、今は定時で帰っている人も多いかと思います。残業手当がなくなり、収入も少なくなりました。ですが、おかげで時間はあります。この時間を何に使いましょうか。

コロナで生まれた時間をうまく利用して、自分を成長させるために使いませんか?

今後の製造業を考えてみる

今後製造業はIoTやAIを使い改善が進んでいきます。今まで当たり前だった仕事もAIやロボットが人に取って代わり、生産現場からは人がどんどん減っていきます。機械がものを造っていきます。

少子高齢化が進む現在、今よりも少ない人でも今と同じ生産能力を維持、または向上させるために日々改善が進んでいきます。

また、自動車系メーカーの仕事も社会のニーズに変革を求められ、今のように自動車が売れない時代がやってくるでしょう。

人は減り、高い生産能力を持った設備は残る。そして生産は減っていく・・・

このような環境下でも仕事を失わずに生き残っていくには、どのようなスキルが必要となってくるのでしょうか?

また今のうちに準備できることは何があるのでしょうか?考えてみたいと思います。

私自身、ラインのオペレーター上がりです。専門的な知識も経験もなくラインオペレータからはじめて、現在は現場の責任者の立場になりました。そんな普通の私が思うことを書いてます。

人はどんどん減っていく。残った人材に求められるスキルとは?

生産設備の保守

生産現場ではますます設備の自動化が行われています。日々人を省くような改善が進められているのです。工場から完全に人がいなくなる完全なオートメーション化はまだ先でしょうが、人はどんどん削られていくでしょう。

いままで人が行っていた作業は機械に替わってきています。人が行うよりも早く正確です。ベテランも新人もありません。しかも機械は疲れないです。昼でも夜でも休憩時間不要で働き続けます。これならば人はいらない気もしてきます。

ですが私は全くもって人がいなくなるとは考えていません。なぜなら生産設備を保守する人間、故障を直す人間が必要となるからです。未来には機械が機械を直すようなSFのような世界がやってくるかもしれませんが、それはまだ先でしょう。

どれだけ人が少なくなっても生産設備は残ります。そして、機械は壊れます。そのために壊れないように日々点検やメンテナンスを行います。

製造業では自分達の設備は自分達で守るという考え方があります。ラインのオペレーターであっても、ただ機械を動かしているだけではなく、自分たちが使用する設備に対してスペシャリストになり、 自分たちで保守していくのです。このような考え方は今後も残っていくと思います。今後も設備に対する知識や経験が必要になってきます。

設備の保全に携わる人は専門的な知識がありますが、ライン作業のオペレーターはそうはいきません。自ら勉強する必要が出てくるのです。

人が減っていく製造業。それでも生産設備を守る人は必要。だから・・・

設備に強い人材は生き残る!


人のケア

製造現場で働いていて思うことは、うつなどのメンタル疾患で仕事を休むことになる人が非常に多い、ということです。

製造業が単純作業の繰り返しなので面白味に欠けるからでしょうか?いや、実は体を動かしているだけまだマシで、うつになるのはラインから出て改善業務を行う監督者や改善マン(ラインの改善だけを主に行う人)なのです。

改善業務では大きなプレッシャーがかかります。大きなお題を与えられ、決められた期間で与えられた目標をこなさなければなりません。

改善によって、いかに効率よく仕事ができるようになったか求められます。生産性がどれだけ向上したか?今までよりも少ない人で作れるようになったか?問われます。

知恵をふり絞って改善にあたるのですが、与えられたリソース(時間・金・人)では実現が不可能なものもあります。不可能にもかかわらず、やり続けなければならない。

それをまとめていくリーダーには大変なプレッシャーがかかります。多くの場合そのプレッシャーに負けてやられてしまう人が多いです。また、やれるわけないことを延々とやらされる仕事に意味を抱けず、やりがいも感じられない。これによってメンタルに疾患になる人もいます。

今後ライン作業から人はどんどん減っていきます。そうなると残った人間はラインを外側から見て、改善をしていく人材が必要となります。そうなると先程述べたように、ウツになる人が出てくるでしょう。

このような面から考えて、悩んでいる人の話を聞いてあげたり、職場を活性化させたり、モチベーションをあげてくれるような人材が今後必要になってくるのだと思います。

それは、今の上司のような存在ではなく、成功へと導いてくれるコーチのような存在です。

人が減っていく製造業。人にしかできない仕事が残る。だから・・・

人をケアする人材が必要になる!

今のうちに何をやるべきか?ズバリ、読書。

仕事が減って時間がある今こそ、読書をしましょう。

先程触れたように、今後の製造業を見据えて勉強するのもよいでしょうし、普段触れないような情報に触れてもよいと思います。

いつも同じ環境で仕事をしていると出会う人も限られてきます。毎日同じ人と会い、同じような話をしていると、入ってくる情報も限られるし、偏ってしまいます。

その点読書は新しい知識と情報を与えてくれます。普段の生活の中で触れることのない情報も本を開けば簡単に触れられます。新しい情報に触れると新しい発想が湧いてきます。そしてインプットが変わるとアウトプットも変わっていきますつまり、行動が変わっていく。

読書で人生が変わっていくわけです。普段読書をしない人なら、なおさら効果が大きいでしょう。

本を聴く。私が隙間時間からはじめたもの。

残業もなくなり時間はできた。だけど、なんか時間が余らない・・

そう。時間はあればあるだけ、何かに使ってしまうものなのですよね。

普段読書をしない人は読書の時間を設けるのが難しいかもしれません 。

そこでおすすめなのは本を聞くことです。情報がインプットされる量がはるかに変わります。

通勤時間に聞けば、車が書斎になります。

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私が30日間の無料体験で聴いた本

私が無料体験を使って聴いた本です。

人生100年時代。今から始めても何も遅くない。そんな自信を与えてくれた本です。 サラリーマンとして生きていて、このまま定年まで働く。これを常識と考えていたらまったくもって常識外れです。人生100年時代になれば、様々なライフステージが待っています。

何かを始めるには今からでも遅くない。むしろ今からでもすぐに何かを始めよう、と思わせてくれた本です。

何かを始める時に年齢がひっかかります。若いうちならできたのに、と思うかもしれません。ですが人生が100年だと思えば、まだまだ若い。

私は今の自分は実年齢よりも十歳若いと思うようにしています。一気に若さを取り戻しますよ

私はジムに通って筋トレをするのですが、その際にも耳読書しています。通勤時間と筋トレ中だけで本が一冊読めちゃうのです。

耳読書はかなりオススメです。

今では毎月1タイトルは耳読書しています。


まとめ

まとめ

変化に対応するには、自分も変化し続けなければならない。そのためには学ぶことです。

自分が携わる製造業についての本を読んでみたり、将来必要になってくるスキルを予想して学び、未来に備えたり。

仕事いっぺんだった時間を自分の将来の投資に使い、少しずつ積み上げて、理想の自分を目指しましょう。

コロナで暇になっている今こそチャンスです。

またいつ次のコロナがやってくるか分かりません。今のうちにスキルアップをして、次のコロナに備えましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


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