何かを成し遂げたいのなら、まず頭に描くことから始まる。最後まで、細部まで思い描く。実現するための道筋を描く。あとはそのプロセスを埋めていくだけだ。
ちょうどカーナビに目的地を入れて、後は案内してもらうのに似ている。まずはゴールを描くことが重要。そしてあとは行動するのみ。
行動のスピードより思考のスピードの方が早い。口に出るほうが早いわけだ。 ここで気を付けないと、口だけ男が誕生することになる。頭ではわかっている、そして口だけは立派なことが言える。だが行動が伴わない。そんな人だ。
この口だけっていうのは、オッサンのアドバイスでも同じようなことがおきる。
仕事でのプレゼンの場。褒められることはまずない、と言うか皆無である。
多くの場合指摘で終わる。指摘する上司や上役はいいこと言ったとばかりにご満悦である。確かに自分の努力が足りない部分もあろう。そこは真摯に受け入れ自分のスキルアップに繋げる。だが、人をやる気にさせるアドバイスならよいのだが、必ずしもそうではない。
指導や指摘という名を借りた、ただのやりがい搾取である。恫喝されるときもある。
昔、工場では声が大きい人の意見が採用されたらしい。『声が大きい』とは、比喩ではなく、本当に声が大きいってこと。ガチャガチャうるさい工場の中で、声が大きく、ハッキリ意見を言える人の話は説得力があった。この為現在でも、工場では大きな声で話せと言われるのだ。これじゃ動物の世界となんら変わらない。マイク使えよって思う。
プレゼンを聞いて批判ばかりを並べる人も多い。その人自身も若いときにそう言われ、そのように育ってきた。だから同じように部下にしているだけなのだ。だが、アドバイスの仕方や言葉の選び方、やり方だってアップデートしていかなきゃいけないと思う。 昔のやり方が必ずしも正しい訳ではない。
アドバイスするならその人のやる気に繋がるようにしなければいけないと思う。上司との信頼関係もあると思うが、普段何もしていないおっさんどもに偉そうなことを言われて、心底納得できるわけがないのだ。
口で言っているだけで行動が伴っていないと、説得力がないのだ。態度で見せなきゃ人は動かない。
その辺りを勘違いされているオジサンが多い。役職を印籠にしたって、誰も話を聞かないのである。
自分はどうだろ?自分はちゃんと行動に移せているだろうか?
ちゃんと行動しよう。考える前に行動しよう。
よく考えて何も出来なくなるくらいなら、さっさと行動したほうがよい。いつまでも、そんな姿勢を忘れないようにしようと思う。
それじゃぁ、また明日っ!