酒抜き16日目。もはや、酒を飲むという選択肢はない。
買いだめしてあった日本酒は、料理に使っていいよって、今日妻に告げた。
ちょっと前まで、毎日熱燗で飲んでいたのに。ものすごい変化だ。
酒を抜いた一番の変化はやはり目覚めのよさ。夜勤だと日中に目が覚めてしまうことが多い。眠りが浅くなるのだ。そこへきて酒である。
寝入りは早いが、眠りは浅い。そして目覚めも最悪。エンジンがかかるまで時間がかかってしょうがない。
酒を抜いている今や、寝起きでもすぐに読書ができる。それくらい目覚めが違う。
毎日を消費して生きている感覚から、毎日積み上げていく感覚に変わった。
これって何年も続いたら、ものすごい変化になるだろう。
たった1日の晩酌をやめることから、全く違う人生の変化を生むかもしれない。
そう考えると、酒は未来と引き換えに、目の前の一瞬の快楽を飲み干しているだけなのだ。
おーこわ。
未来の楽しみを先取りして味わっているだけ。
なんか浦島太郎の玉手箱みたいですな。
しばらく禁酒を続けようと、再確認した。
それじゃぁ、また、明日!